「認知機能リハビリテーション」を考える。「花札」を始めたら「背もたれ姿勢」から「前のめりの姿勢」に!

こんにちは。
福岡市東区筥松にある「みらくるデイサービス筥松」の木村です。
私たちは、「人と人をつなぎ、筥松地域の高齢者の孤立をなくす」というコンセプトを掲げてデイサービスを経営しています。
それにより、「高齢となり人生最期を迎えるときに孤立しない社会」を目指しています。

この日の午後は、4人で「花札」をされていました。スタッフによれば、最近この4人で「花札」をしていることがあるとの事。
それまでは、「トランプ」をしていましたが、ルールが分からない、思い出せない。更に、興味や関心がない方もいらっしゃる様でした。
そこで、「花札」があることを思い出し、ご利用者様に伺ったところ、その場にいる方のほとんどがご存知でした。
早速、「花札」を始めたところ、それまで眠たそうに椅子の”背にもたれた姿勢”だった方が、”前のめりの姿勢”になり、更には、”目の色”が変わっていました。

その様子を見ていた他の利用者様が、「あの人、目つきが変わりんしゃったよ!」と驚いたご様子。

このようなゲームは、「認知機能リハビリテーション」の手法として用いられますが、どんな手法を用いるかというより、”快刺激””楽しむ”という視点を忘れないようにしたいですね。

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木村聡彦

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