今年初の餅つきをしました!もちつき機でついた「きな粉と大根おろし」のお餅は、笑顔とトレーニングの源になりました!

こんにちは。
福岡市東区筥松にある「みらくるデイサービス筥松」の木村です。
私たちは、「人と人をつなぎ、筥松地域の高齢者の孤立をなくす」というコンセプトを掲げてデイサービスを経営しています。
それにより、「高齢となり人生最期を迎えるときに孤立しない社会」を目指しています。

本日は、ご近所様にお借りした「もちつき機」で「きな粉と大根おろし」のお餅をつきました。
本当は杵と臼を使って雰囲気を出したかったのですが、”楽”な方を選んでしまいましたw
準備したのは、もち米1.4kg。もちつき機を使えば、「蒸すとつく」時間を合わせてもわずか40分程度です。

お餅を蒸している間、部屋中にお餅の香りがフワーッと広がり、「何かいい匂いのしよる!」と言って集まる皆さまw
蒸している間に、きな粉や大根おろしを準備してスタンバイ。大根おろしは、力強い男性陣の出番です!
お餅がつきあがったら、熱々のうちにもちとり粉に移し、一気に丸めます。
「昔取った杵柄」といいますが、女性陣はとても早いですね。熱々のお餅を物ともせず、あっという間にテーブルの上には丸いお餅が並んでいきます。

つきたてのお餅は、「きな粉や大根おろし」に付けて皆さんで頂きました。
「ご高齢の方がお餅を食べても大丈夫?」という声が聞こえてきそうですが、そのような心配もなく、皆さん上手に召し上がられていました。
「お餅を食べんと年越せんね」「おいしか~、まだ食べてよか?」と美味しいそうに食べていらっしゃる姿がとても印象的でした。

「食べることは生きること」。ご高齢になると、持病や摂食・嚥下機能の低下などにより、食事制限が必要な方もいらっしゃいます。
ご高齢者は、食事が楽しみの一つである方も多く、制限ばかりでは楽しみはもちろん、食事量そのものが減ってしまうことも懸念されます。
食べたいものを食べることができるのは、日々の活力にもつながると思います。

「餅つき」を通じて、昔を懐かしんだり、役割があることで自信につながったり、普段は座ったままの方もしっかりと立位保持ができていたり、
改めて気づかせて頂くことができました。活動を通じて、楽しみを感じ、トレーニングにもつながるような機会をつくっていきたいと思います。

木村聡彦

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